PedalForth Fittingに行ってみる
フィッティングを利用検討
再びサドル沼に嵌りそうな予感、というか実際にハマってFabricのScoopを買ったわけです。で買った後に考えた、一度フィッティングサービスっていうのを利用してみるかと。実は、京都にペダルフォースフィッティングというサービスがあるのは以前から知っていました。昨年移転して、より近所になったことも。
ただ、今利用している店、以前利用している店もですが、フィッティングなんてーという考え方で、スペシャライズドのBGフィットですか?あれはいまいちみたいなこと言っていたので、どうも信頼性というか…。
PedalForth Fittingを選んだ理由
一番は京都で、ロードで30分ほどのご近所さんだから。次にサドルプレッシャーマッピングがあること。最後にTREKのフィッティングサービスは、トレック・プレシジョン・フィットというらしいですが、その講師を努めているペダルフォースのヴィンセント・フラナガン氏ということ。ということは、失礼ながらその他の方々よりは少なくとも信頼性というものがあるのじゃないか。
シクロワイヤードの記事は2015年ですが、この段階ではサドルプレッシャーマッピングはここにしか無いそう。
というわけで、コースはPrecision Fit モーション キャプチャー ダイナミック アナリシスの3万円コース!
いざ、訪問
ペダルフォースは一条アルチメイトファクトリー 京都西の2Fです。
1Fは言ってしまえば、TREKのコンセプトストア的なお店ですね。きれいなショールームですが、以前にロードバイクを辞めそうになった、トラウマものの大阪のスペシャライズドの某ストアの事があるので、複数店員で運営されている小奇麗な店に対する苦手感は半端ないわけで。それはさて置き入り口にて、フィッターである、ヴィンセント氏が待っておられた。
フィッティング開始
まずはどのような乗り方、スタイルで走っているのか、フィッティングの主な方向性をアイスコーヒーをいただきながら問診票に記入する。その後、柔軟性の確認や体のバランスを確認してもらう。結果は概ね普通だそうだ。
その後、ドマーネを固定ローラーにセットし、モーションアナリシスのために測定点にシールを貼ってローラーを回す。
ポジションの変更
まず、サドルが高すぎるとのこと。膝が痛くなっていないのは概ね普通だった柔軟性等の結果の内、足首の柔軟性が高かったことによるものだろうとのこと。モーションキャプチャーで測定点をもとに説明してもらえる。
なお、左側が同時に行っていたサドルプレッシャーマッピング。右側がFabricのScoop Ultimateで左側がBontrager Montrose Pro Saddle 138。一応、AstuteのSKYCARB VTも持っていくがサドル幅的には、Montrose>Scoop>SKYCARBらしい。Montroseは圧力が安定しており、ベストなサドルのようで、実際かなり楽でした。
サドルプレッシャーマッピング、モーション分析をじっくりやってもらい、サドルとハンドルの落差はほとんどなくなり、サドルのこれだ!っていうのも大きくかなり乗りやすくなったように感じました。問診票に書いたロードバイクの楽しみ方は、レースとか速度優先じゃなく、ロングライド・ヒルクライムを楽にということだったので。
フィッティングを利用してみて
元々のポジションも一応身体データを測定してもらった上で、決めてもらっているものではありますが、サドルは言うに及ばす何かこれじゃない感はあるものの、どこがというのは分からない。
しかし、PedalForth Fittingで柔軟性やら筋力も見てもらい、かつロードバイクを楽しむ方向性に合わせて決めてもらえるのは安心感があります。サドル沼に浸かるのも、サドルの高さやサドルの相性などパーツ交換のためのお金は勿論として、時間も要します。そんなお金をかけるならたしかに、フィッティングで3万円は高いかもしれませんが、専門に相談できる相手が出来るというのは大きいかと思いますし、十分に価値があるものだと思います。
ただまぁ、冒頭にあげたようにフィッティングなにそれ?みたいなのも現実に存在しているのだと思います。トラウマショップもとんでもなく酷いレベルにも関わらず、フィッティングサービスとかもやっているようなので、その時点でお察しでしょう。
ペダルフォースにアクセス可能であれば、まずはご相談(無料)からしてみてはどうでしょうか?自分はいきなり予約しましたが。
持ち物は、タオルとドリンクは推奨。タオルは貸していただけますが、自分は特に汗かきなので。ドリンクもまぁ水いただけますから要らないっちゃ要らないです。
そういえば、フィッティング終了後、3・4日程度ぐらいでレポートが届きました。
来週の月曜日がいい天気のようですので、新しいポジションを80~100kmで試してこようかと思います。