ロードバイクヘルメットのリペイント
自分の使っているヘルメットはこのLAZERのZ1というヘルメット。
ロードバイクを始めた当初、色々被った結果LAZERが頭がでかい自分には一番かぶり心地が良かった。当時のフレームがWilierのCENTO1 SRのライムイエローだったため、黄色系を選んだわけです。
しかし、今のDOMANEはProjectOneで念願の青にしたフレームなので合いません。なお、ジャージも青です。じゃあ塗り替えるしかないですよね。
塗料・塗装カラーの準備
ラッカー系の塗料ならかなりの在庫がある。模型趣味の名残。しかし、ヘルメットの内部素材が発泡系に見えたのでシンナーが侵食しないか不安に思う。調色も面倒だなーって思ったので。その結果、アクリル塗料であるソフト99ボディペンを選択。
ソフト99のオンラインショップでカラーを探すが、これだというブルーが見つからない。よく見てみると売上ランキングのNo1が特注色とある、これだと思う。
ここからGoogleの画像検索でブルーの車を探す。で採用されたのがスバルスーパーブルー。カラーNoは該当車種のマニュアルを探して調べた結果、M3Yと判明。
やるかやらないかはその時の気分だとは思ったけど、下地のサフとトップコートのウレタンクリアーも購入する。
いざ、マスキング
リペイントでの一番の障害といえばこれ。マスキングテープを2種類引っ張り出し、基本は10mmテープでマスキングし、ざっくりとは幅広を使う。奥まったところにはホーザンのピンセット、更に奥まったところはレジーネのピンセットで対応。持っててよかったお高いピンセット。
でこんなになりました。
細部はマスキングテープを使い、あとはラップでかぶせる。特に上部の入り組んだところはラップが最適。内部は吹き込みを防ぐだめに、開口部にティッシュを詰めたあとに新聞紙を詰めて終了。これがプラモデルのマスキングだともっと丁寧にやりますが、ものがヘルメットなので多少のマスキングラインのズレ、塗料の吹き込みも許容することに。
塗装
結局、マスキングとステッカー剥がしが終わったのが18時前。下地も白に近いちゃ近いので青の発色に影響はないと判断。塗料の食いつきは…考慮しないことに。
塗料の食いつきを強めるためには、まず塗装面に油分や汚れがないこと。次にサフを吹くってところです。荒業として塗装部分をサンディングして荒らくする。800番とかでいいんじゃないかな?荒くした後は粉塵がくっついているから必ず落とすこと。
最初はスプレー塗装ではなく、紙コップに塗料だしてエアブラシ MrHobbyのプロコンBOY LWAダブルアクション 0.5mm口径にて塗装します。奥まったところとかの塗り残しがないようにね。
ブラシ塗装後はスプレーでちょっと塗料を厚めにして仕上がり。
塗装は重ね塗りが基本です。詳しくは以下の動画の33秒を見れば分かるかと思います。それ以外の塗装の仕方、発色についても説明ありますので参考にされると良いかも。
マスキングの剥がしは翌日にしました。
リペイント完成!
完成です!テストピースに吹いたとき、若干色味違うなーとは思いましたが、青は青!ドマーネのWaterloo Blueとは色味は違いましたが青なんで問題なし。大きな塗り残し、吹込みもなく満足の仕上がりとなりました。
トップコートは迷いましたが、黒の部分がつや消しなのでここだけ光沢にする必要もないかと止めることに。ウレタンクリアー高かったんだけど、使うアテがなくなってしまった。
せっかくあるのでエアブラシを使いましたが、別にスプレー1本で出来るのでマスキングをやる気力さえあれば、ロードバイクのヘルメットのリペイントは誰でも挑戦できます。バイクと統一カラーにして自己満足度がアップしますしね。
なお、マスキングはしましたが、アクリル溶剤では発泡部分への侵食はありませんでした。ラッカーは不明です。
もうちょっと凝った塗装をするなら、トレックロゴを印刷してその上にマスキングテープを張り、文字部分をくり抜き、そのテープを青の部分に貼り付けて黒を吹き付ければトレックヘルメットも出来ますね。面倒だしやりませんが。